新緑の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素より、徳島大学医学部血液・内分泌代謝内科学教室（旧第一内科）並びに同門会に対しまして、格別のご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

　私たち同門会は、徳島大学第一内科にゆかりある方々が、世代や地域を超えて連携し、互いの研鑽と教室の発展を支えることを目的に活動しています。内科学教室として四国で最も長い歴史を有する徳島大学「いちない」の伝統を礎に、地域の医療を支え、時代に応じた変化と挑戦を続けてきた同門の力は、今も変わらず大きな財産であり誇りです。

　現在、教室は専門性の高い診療・研究を展開しつつ、地域医療との連携を強化し、大学病院と関連病院のネットワークによって、多様化・高度化する医療ニーズに応えています。同門会としても、各地域で活躍する同門各位とのつながりをさらに深め、教室の活動を側面から支えて参る所存です。

　昨年、松岡賢市先生が第六代教授に就任されて以来、次世代を担う優秀な医師の育成は、教室の最重要課題のひとつとして掲げられております臨床、研究、教育のあらゆる領域において、若手医師がその才能を最大限に開花させられるよう、教室一丸となって環境整備に取り組んでおります。
同門会といたしましても、未来を担う若き医師たちの成長を支援することは責務であり、彼らが教室に夢と希望を持ち、情熱を持って医療に取り組めるような魅力的な組織づくりに、今後とも尽力して参ります。

　結びとなりますが、教室と同門会は、常に手を携え、地域医療の発展に貢献していく所存です。今後とも、同門会の活動にご理解ご賛同を賜り、変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げます。

徳島大学第一内科同門会
会長　後藤哲也